【2025年5月17日〜6月1日】2025年度 オールマイノリティプロジェクト 公開シンポジウム 「修復の練習:当事者と非当事者の溝を埋める」
オールマイノリティプロジェクト 2025年度 公開シンポジウム
「修復の練習:当事者と非当事者の溝を埋める」
2025年5月17日 〜 6月1日(日)@オンデマンド配信
趣旨
私たちの社会には、目に見えないマイノリティが数多く存在します。当事者らの抱える苦しみや生きづらさは、表に現れにくく、理解されにくいものです。当事者と非当事者の間には、ときに深い溝が存在します。理解し合いたいと思いながらも、経験の違いや言葉のすれ違いが壁となり、対話が難しくなることも少なくありません。本シンポジウムでは、「修復の練習:当事者と非当事者の溝を埋める」をテーマに、当事者研究者とともに、対話の仕方や関係の再構築について考えます。分かり合えなさを超えてつながるために、互いの経験を尊重しながら、どのように溝を埋め、ともに歩むことができるのかその可能性を探る場を提供します。
内容

1.イントロダクション
2.私たちの身近にある分断と修復
・「発達障害の薬はじめてガイド」が目指す修復の物語
・発達障害のある人とない人が互いに歩み寄るために
・理解が難しい人たちとどう共存するか
・X-MENで考えるマイノリティのアイデンティティ
3.社会のなかの修復をとりまく課題
・修復する対象〜他者との関係と自分〜
・子ども社会の体験は「密」
・集団授業での「我慢」ってするべき?
4.修復の練習
・修復に向けた実践
・どんな姿勢で社会とかかわるべきか
出演者
◆仲田真理子先生(筑波大学)
◆和田恵先生(福島大学)
◆本田秀夫先生(信州大学)
◆司会:大島郁葉(千葉大学・オールマイノリティプロジェクト代表)